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AIなしのSNSは作れる? 本物の写真だけ、ボットなしのタイムライン
「AIなしのSNS」「本物の写真だけのアプリ」「ボットのいないSNS」。この3つの検索は似ていますが、求めているものが少しずつ違います。この記事では、それぞれに何ができて何ができないのか、Rawlyはどう対応しているのかを順に説明します。
「AIなし」は3通りの意味がある
- AIがタイムラインを並べない。表示順がエンゲージメントの予測モデルで決まらないということです。投稿の中身については何も言っていません。詳しくはアルゴリズムのないSNSのページへ。
- 偽アカウントがいない。プロフィールはすべて実在の人のものという意味です。ただ、実在の人が生成画像を投稿することはあります。
- 生成画像が、本物の写真として出回らない。もっとも守りにくく、もっとも多く検索されている願いです。
問題はAIで作られたアート作品ではありません。ラベルを付けて公開された生成イラストには居場所があります。困るのは、ラベルのない画像が写真のような顔をして流れてくることです。
検出ではなく、入り口をなくす
最初に思いつくのは、誰でも投稿できるようにして、画像を一枚ずつ判定ツールに通す方法です。実際には、判定ツールは常に新しい画像生成モデルの一つ後ろを走ります。新しいモデルが出るたびに、偽物の一部が通り、本物の一部が疑われます。本物の写真が弾かれた人にとって、それは保護になりません。
もう一つの方法は、アップロードのボタンそのものをなくすことです。アプリのカメラで、投稿する瞬間に撮ったものしか出せません。完成した画像には入る場所がありません。代わりに失うものもあります。加工はできず、昔の写真も、先週撮った一枚も出せません。アプリごとの比較は英語のガイドにまとめています。
Rawlyで写真が投稿されるまで
Rawlyは、iOSとAndroid向けの無料の写真・動画チャレンジアプリです。運営はエストニア・タリンのRawly OÜで、18歳以上の方が対象です。本物であることを支えるルールは4つです。
- 撮影はアプリのカメラだけ。ギャラリーからのアップロードはなく、フィルターもありません。
- 2枚目のフレーム。対応するスマホでは、撮影の直後に反対側のカメラで撮った1枚を写真に添えられます。見せるかどうかは本人が決めます。
- 認証コード。共有されたRawlyの写真のコードは、認証ページで確認できます。示されるのは、その写真がRawlyでいつ撮られたかです。誰が撮ったかは示しません。
- 検出はしない。Rawlyは、ほかの場所で作られたAI画像を見分けると主張しません。入り口を閉じているだけです。
これは絶対的な保証ではありません。スマホのカメラを別の画面に向ける人がいる可能性はあります。そうした参加を見つけたら報告でき、チャレンジの勝者は投票で決まります。
ボットのいないSNSにするための二つの鍵
ボットに必要なのは、大量のアカウントと、機械的に投稿する手段です。Rawlyは両方に手を打っています。
- 1台のスマホで持てるアカウントは最大2つです。1台でボットの群れを動かすことはできません。
- チャレンジでは、作成から7日未満のアカウントの票は数えられません。結果発表の前日に大量のアカウントを作っても意味がありません。
- アップロードがないので、完成した画像をスクリプトで送りつけることもできません。
フォロワー数の条件もなく、今日作ったアカウントも古いアカウントと同じ条件で競えます。ホームのフィードは時系列です。細かいルールはボットのいないSNSのページにあります。考え方全体は本物のSNSのページで読めます。
同じ考え方をとる、ほかのアプリ
この方式を選んだのはRawlyだけではありません。事実として言えることだけ挙げます。
- BeRealは毎日違う時間に通知が届きます。その日の投稿はフロントとバックの両方のカメラで撮るため、生成画像の投稿が難しくなります。1日1回、主に友だちとの記録の場です。比較はBeRealの代わりになるアプリと、英語のRawly vs BeRealにあります。
- SocialHumanは、同じ考え方で作られたiPhoneアプリです。ストアの説明では、投稿はアプリ内カメラで撮り、アップロードはありません。これらは開発者自身の説明です。
- FreezeFrameは、写真と動画をアプリ内カメラだけで撮影し、1日分の投稿を一つのストーリーにまとめます。こちらも新しく小規模なアプリです。
- Caraはアーティスト向けのプラットフォームです。ポートフォリオへの生成AI画像を認めず、投稿を外部の判定ツールでふるいにかけます。アップロードを受け付けるため、検出に頼る方式です。
AIなしの場所で、何をして遊ぶのか
本物の写真が並ぶだけでは、続きません。Rawlyではまず遊びがあります。
- 毎日のチャレンジ:誰でも作ることも参加することもでき、写真でも動画でも構いません。その場で撮り、コミュニティが投票し、投票が勝者を決めます。
- RAW NOW:1日1回、ランダムな時間に全員へ同じ通知が届きます。持ち時間は20分、撮れるのは1枚だけで、お題はありません。
- 今日のオブジェクト:スプーンややかんのような身近なものを、みんなが同じ日に撮ります。コミュニティがお気に入りを選びます。
ランクを上げるScoreは、チャレンジ、RAW NOW、今日のオブジェクトからしか得られません。投票しただけで増えることはありません。友だちとのデュエル、友だち同士の非公開チャレンジ、プロフィールの写真日記、暗号化されたチャットもあります。広告はなく、ブランドがチャレンジの賞金プールの資金を出すことがあります。
お金の話
チャレンジの中には、Jetonの賞金プールがあるものがあります。資金を出すのはユーザーやブランドで、Rawlyが自分の資金から支払うことはありません。1 Jetonは出金時に0.06ユーロ、最低出金額は500 Jetonで、Rawlyは手数料を取らず、Stripeの決済処理手数料のみがかかります。実際の収益はチャレンジの結果によって変わります。出金は現在、EU、英国、米国、カナダ、スイスで利用でき、日本からの出金はまだできません。そのほかの国は対応を進めています。遊ぶことはどこからでもできます。
よくある質問
AIなしのSNSはありますか?
いくつかあります。Rawly、BeReal、SocialHuman、FreezeFrameは、アプリ内のカメラで撮った写真だけを受け付けるため、生成された画像を投稿する経路がありません。ただし、モデレーションなど裏側でAIをまったく使わないと約束できるSNSはありません。
RawlyはどうやってAI生成の画像を防いでいますか?
入り口をなくしています。ギャラリーからのアップロードもフィルターもなく、写真も動画も投稿する時点でアプリのカメラで撮ります。写真には、撮影の直後に反対側のカメラで撮った2枚目のフレームを添えることができ、見せるかどうかは本人が選びます。Rawlyは、ほかの場所で作られたAI画像を検出しません。
画面を撮影すれば、ルールをすり抜けられますか?
可能性はあります。どのカメラでも防げません。チャレンジではコミュニティが投票し、疑わしい参加を報告できます。Rawlyの写真の認証コードが示すのは、その写真がRawlyでいつ撮られたかであり、誰が撮ったかは示しません。
ボットや偽アカウントへの対策はありますか?
1台のスマホで持てるアカウントは最大2つで、チャレンジでは作成から7日未満のアカウントの票は数えられません。大量に作ったアカウントで結果を動かすことはできません。ホームのフィードは時系列で、操作できるエンゲージメントのアルゴリズムもありません。
Rawlyで収益を得られますか?日本から出金できますか?
賞金プールがJetonで用意されたチャレンジがあり、ユーザーやブランドが資金を出します。実際の収益はチャレンジの結果によって変わります。出金は現在、EU、英国、米国、カナダ、スイスで利用でき、日本からの出金はまだできません。そのほかの国は対応を進めています。遊ぶことはどこからでもできます。最低出金額は500 Jetonで、Rawlyは手数料を取らず、Stripeの決済処理手数料のみがかかります。
Rawlyは無料ですか?年齢制限はありますか?
RawlyはiOSとAndroidで無料で、18歳以上の方が対象です。